まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

2018-01-01から1年間の記事一覧

寂しくなってもいい理由

大阪から帰ってくる友達のために その日はあのお店に集まろうね って約束していたの なのに突然の大雪 友達が乗った飛行機は千歳じゃなくて 東京へ降りた 楽しい再会の夜は 突然一人ぽっちの夜に変わった 仕方ないよね 飛行機飛べなかったんだから 昨日作っ…

味わうHAPPY 2

わたしが二日酔いの次の日に 今度はあなたが二日酔いって 笑っちゃってごめんね 二日酔いのあなた 可愛いんだもん お昼を一緒に食べようって約束したけど 食欲あんまり無さそうですね あ あれなら食べられるかも あそこの玉子かけご飯 あなたの言葉に車を走…

味わうHAPPY 1

朝からわたしは二日酔い でも旅に出た とにかく何か食べなきゃ 具合い悪いまんまだけど たどり着いた大きなスーパーの レストラン街は人混みで それだけでもう無理 スーパーを出てトボトボ歩いた 寒いなぁ ちょっと先にお蕎麦やさんの看板 冷たい風に体を縮…

わたしの見たい世界を選ぼう

たとえばね 今日わたしはハンバーグを食べたの 大好きな人と 最初はパスタを食べに行こうと思ってた あそこのペペロンチーノは あなたが大好きだから でもわたし ペペロンチーノは今日はちょっと無理かな うーん…カレーがいいかな それともいつもなら無視す…

好きな人に いま 好きって 言おう

なんでもない毎日の中で わたし いますごくジタバタしてる そのくらい大きな悩みがあるのよ でも 言わないね あなたには だって あなたのことが大好きだから 多分 そのことを言ったら あなたはとても心配して 今みたいに笑わなくなるでしょ 「言ってほしかっ…

また旅に出る日まで

ふたりの旅はやっぱり楽しくて あなたのことが好きだと思う 大好きだ と思う でも旅には必ず帰る日がやって来て また いつもの日常に戻っていく あんなに綺麗な空も海も 二人で過ごした柔らかい時間も まるで夢の中みたいに薄れて ぼんやりしていくうちに 毎…

幸せのかたち

幸せって なんにも悩みがなくて 好きなときに 好きなところに行けて 好きなものを 好きなだけ買えて 好きなひとに 好きって言われて 好きなだけ 好きなことをする 夢みたいね そうなったらいいね だけど 幸せって もしかしたら 違う形もあるのかもよ 小雨が…

うまくいかないまんま

大人になると うまくいかないことがあっても 平気な振りしていませんか? わたしは 先週 仕事でミスをして めちゃめちゃ落ち込みました 落ち込んで何にも出来なくなって 友達に大切なメールを送り忘れて 友達にも嫌われそうです 悲しい気持ちを慰めてほしい…

日本晴れ の 空

日本晴れ って最近あんまり言わないんだって だから 若い子は知らないんだって そんな会話で始まった朝 わたしの心は日本晴れでした 雲ひとつない空は わたしの気分そのもので 今日はあなたとどこへ行こう そればっかり考えていた なのに お昼から小雨が降り…

悲しいほどお天気

旅に 出た 見上げると 青空 台風があって 地震があって やっとお家で眠れる日が来た夜に 友達が亡くなったことを聞いて なんだかもう 悲しいとか 大変とか通り越して なんだか 生きているって奇跡なんだ そう思った 朝起きて お湯を溜めてお風呂に入って や…

予定は未定

え?10時間も眠った? 時計を見直した 昨日あんなに早く寝たのに 早く起きて書こうと思っていた原稿 午前中に送らなきゃいけない うん まず起きて歯を磨こう ラジオをつけると なぜかゆうみんのメドレーで わたしの好きな懐かしい曲ばかり かかってて うん…

また9月の風に吹かれて

車を飛ばして あなたと海を見に来た 9月の光りはまだ眩しくて 9月の空はどこまでも蒼くて また9月が来たね あなたと出逢った9月 なんにも喋れなかった二人が なんでも喋れるようになって わがままも言えるようになって 甘えることも 断ることも出来るよ…

奇跡を見つけた

お休みの土曜日 朝早く友達と待ち合わせして美術館 9時半だって はやすぎるー なのに もう満員なの コミコミなの 美術館ってすごいね 一時間で見終わったわたし達 まだどこも開いてなくて そばにあった小さな喫茶店に入った モーニングのメニューを見ながら…

ひとりでご飯

息子がひとり暮しを始めたのと同時に わたしもひとり暮らしになりました 母ひとり子ひとり 愛犬は二年前にお空に還ってしまったし 今は そうね サボテンと いくつかのお花と暮らしてる それでも おんなじ町に息子が住んでるだけで 顔も見られないけれど そん…

雨の朝 もう一度眠ろう

目が覚めたら 雨の音 昨日の天気予報は曇りって言ってたよね 雨 に なっちゃったんだ まだ眠ってる頭の中で 今日の予定を考える あそこに行って あの人に連絡して あ 昨日のメールに返事しなくちゃ 夜は何時に待ち合わせだっけ そこまで やーめた 雨の音を聞…

世界はぜんぶ仕組まれている

友達が 願い通りにいかない事があって もうやめた あきらめた って言ったの それは彼女の自由 でも 本当にやめたいの? あきらめたいの? ってわたし言ったの だって彼女 本当はやりたいんだもの そしたらね その日の夕方にメールがきたの やることになりま…

2018 夏

あんまり調子が良くないなぁ 体も心も いろんなところが行き詰まってる気がする 今年の夏 少しくらい怠けましょう ふらり と 旅に出た 木漏れ日を浴びて 一日に一本しか走らない電車が 行ったばかりの駅に着いて 灯台で風に吹かれて ずうっと 海を見ながら …

寂しくて優しい夕暮れ

昨日 息子が家を出ていった ひとり暮しするの やっとね ちょっと長くいすぎたよね ううん 一回転勤になったのよ 三年前だったかなぁ 転勤先でいろいろあって あの時は一週間で帰ってきたの わたしが寂しさを感じる時間もなかったなぁ でもね そのあと あの子…

いちばん満足することは何ですか

いま いちばん満足することは何ですか まだ眠たい? それなら眠りましょう その体勢でいい? シーツは洗い立てですか タオルケットはよい香りがしますか 枕の高さは? 窓から入ってくる光は眩しすぎませんか いま いちばん満足することは何ですか おながが空…

あの人が何を好きなのかは あの人の自由 わたしが何を好きなのかは わたしの自由 ふたりが お互いのことをどんなに好きでも 好きなものを束縛する権利はないよね でも 束縛する権利があるかも って 勘違いすることが 恋 なの

なんにもない日

久しぶりの なんにもない日 お休みでも必ず出かける日が 続いていたから 本当にお久しぶりの なんにもない一日 だけどラインがたくさん鳴って いつにしますか? いつなら行けますか? いつなら会えますか? ・・・ 今日なら スマホをそう打とうとした指を止…

雨の緑陰

夏の始まりの旅は 雨 雨だから 緑が鮮やかだった 雨だから あなたと一つの傘を差して歩いた 雨だから あなたに聞こえないように 好きだよ って 呟いてみた 雨の音に消されるわたしの声 青空の下で笑いあえる旅も 幸せだけれど こんな雨の旅だから あなたがも…

どーなってもいい

そんなに 守らなきゃいけないものなんてない こうすれば上手くいく それをしないから上手くいかない そんな風に思い込んでるのは ちっぽけな自分だけの世界 どーなってもいいように 世界は 出来ている だから 今日 大好きな人からメールが返ってこなくても …

そんな 気分

スッキリしないのは あなたの返事が遅かったから スッキリしないのは あなたが いつもみたいに誘ってくれないから あんなに言えてた我が儘も 子供みたいに甘えてたことも まるで何にもなかったみたいに 友達モードになるわたし 急に敬語使ったり 急にお天気…

半分 青い

わたしにそっくりな女の子が 朝のドラマの そこにいた 空気を読めない 真面目な話の時にふざける 誰にでもなんでも喋るし 難しいことはわからない って 平気で言う 本気で言う ドラマを見た人達が この子が嫌いだって言う 自分勝手で ぶしつけで 子供すぎる…

源兵衛川

いつもの月曜日 でもちょっと違う こじらせていた風邪が治ってる 早起きして 玉子を茹でて サンドイッチを作ろう 珈琲の香りと 洗濯機の音 いつもの月曜日 でも やっぱり違う 元気がどんどん湧いてくる テレビをつけると 目に飛び込んできた清流 どこ? ここ…

花達の行進

なんだかね こんなに一生懸命なのに 結果が出ない時って バカバカしくなるよね きみをもう見捨てたい 優しくしても 励ましても 拗ねるなら ずっとそこにいればいい そんな気持ちでひとり歩く夕暮れの道 花達が行進していた 規則正しく 種を撒かれたそのまま…

風になる

忙しすぎるのよね 朝起きて お弁当作って お洗濯しながら 珈琲飲んで 原稿書いて メールして 仕事へ行って 帰ってきて ご飯作って お皿洗って ホッとして ビール飲んで あらあら もうこんな時間 すぐ終わっちゃう 大切な毎日 一日一回 風になろう 緑の中を深…

スタート

ねぇ いつも笑ってるけれど そんなに楽しいことはないんだ あなたを笑わせたいから 頑張っているだけなんだ ねぇ いつもお喋りだって言うけど 無理してるんだ あなたを楽しくさせたいから 一生懸命なだけなんだ あなたに 幸せでいてほしい 心地好くいてほし…

春が来たんだね 仕事の帰り道に ふっくらしたたくさんの蕾を見つけて シャッターを押したけど ぜんぜん綺麗に写せなくて 笑っちゃった 笑いながら ちょっとだけ 涙ぐんだ 蕾 蕾 こんな風に見えない蕾が わたしの中にもちゃんとある もう若くないし 頑張れな…