2016-08-01 8月 夏の入り口 また夏の始まり海ではしゃいで強い日射しにまみれて真っ黒になって声をあげながらはしゃぎ回った暑くて暑くて冷たいビールが美味しかった冷やした西瓜はもっと美味しかったわたしの 夏午後のお昼寝風鈴の音静かに暮れてゆく空花火の香り手をつないで歩いても 寂しかったわたしの 夏この夏は 何をしようもう誰かと思い出を作るために車を走らせる夏は 来ないもう握った手を離してバイバイ と手を振った人は いないでもわたしの 夏が 始まっていく8月の入り口にはあたらしいわたしが立っている