まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

出来ない理由



迷惑をかけてしまった



連絡がきて

返信しなくちゃ
電話しなくちゃ

と思いながら
ズルズルのびのびになってしまい


届けなきゃいけない物を
届けなきゃいけない日が来てしまい
届けるつもりだったのに
仕事が終わらない




あら
困った




時間はどんどん過ぎて

ついに電話がなる




どうなってますか?
私が代わりに届けますか!?


お願いします









あー

やっちまったね




早く返信していたら
早く彼女に頼んでいたら
こんなにギリギリにならず
私も彼女も
イヤな思いしなかったのに



ごめんなさい

そして

ありがとう






でも

なんかスッキリしない





わたし


なんでそんなこと
しなくちゃいけないの?
って
思ってたんだ



そして
するのが当たり前みたいな
彼女のメールがイヤだったんだ


彼女の当たり前は
私の当たり前じゃない


イヤだって言えば良かった



それを誤魔化して
のびのびにしていただけ




外はひどい雨


だけど


身支度をして
彼女に会いに行こう


小さなお菓子を持って
土砂降りのなか出かけよう



そして


言うんだ




本当にごめんなさい
迷惑をかけてしまいました
本当にありがとう
私の代わりに届けてくれて


わたしね
届けたくなかったんです
なんだか
イヤだったんです
なんで
そんなことしなきゃいけないのかって
思ったんです
だからもう
私にたのまないでください
他の方に
喜んでやってくれるひとに
頼んでください





怒られるかな
イヤな顔されるかな





ここからスタート



自分に正直に生きたい


ちょっとした事だけど


謝ってお菓子を渡せば
何事もなく明日は続くかもしれないけれど


私の気持ちにつけてしまった
小さな小さなシミが
もう 広がらないように



私はどんなにダメな奴でも






私はわたしを愛してる







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さぁ

行くぞ