そんな 気分
スッキリしないのは
あなたの返事が遅かったから
スッキリしないのは
あなたが
いつもみたいに誘ってくれないから
あんなに言えてた我が儘も
子供みたいに甘えてたことも
まるで何にもなかったみたいに
友達モードになるわたし
急に敬語使ったり
急にお天気の話をしたり
わたし
拗ねてる・・・
そんな気分
ガラッと気分を変えて
どこか行きたいって言えばいい
どこか連れてって
連れてって
連れ…
無理
いまは
あなたとのぴったりはまっていたパズルを
一回崩して
最初からやり直したい
そのための
時間が必要なの
寂しくても
そんな気分
味わいたくなくても
そんな気分
遠いあなたに
気づいてほしい
半分 青い
わたしにそっくりな女の子が
朝のドラマの
そこにいた
空気を読めない
真面目な話の時にふざける
誰にでもなんでも喋るし
難しいことはわからない
って
平気で言う
本気で言う
ドラマを見た人達が
この子が嫌いだって言う
自分勝手で
ぶしつけで
子供すぎるって言う
でもね
すずめ
わたしはわかるよ
あなたの気持ち
難しいことはわからない
わからなくてもいいって
思ってるよね
わからないことはわからなくていいんだ
わかることを
もっとわかりたいと思うんだ
真剣な話が苦手なのも
しかめっ面して話し合ったって
人は幸せじゃない
って知ってるんだ
笑ったりふざけたり
子供みたいにじゃれあったり
そこに幸せがあるって知ってるんだ
だからきっと
あなたの世界はあなたが創っていける
わいわい
あなたの悪口を書き込む人の
ことなんて気にしないで
すずめ
あなたは
まるごと
あなたでいい
なーんて
ドラマの世界に
自分を見つけて励ます 朝
わたしは今日も
わたしらしく
生きていく
半分 青い
まんまで
源兵衛川
いつもの月曜日
でもちょっと違う
こじらせていた風邪が治ってる
早起きして
玉子を茹でて
サンドイッチを作ろう
珈琲の香りと
洗濯機の音
いつもの月曜日
でも
やっぱり違う
元気がどんどん湧いてくる
テレビをつけると
目に飛び込んできた清流
どこ?
ここ
源兵衞川
静岡県かぁ
透き通った水
川遊びする子供達
行きたい
行きたい
行ってみたいなぁ
お弁当作る手を止めて
ソファに座り込んだ
目の前に拡がる景色
もしもこの町で生きていくと決めたら
どんな仕事をするだろう
誰と一緒に暮らすのだろう
絶対無理
な
ことじゃない
だって行こうと思えば明日でも行けるし
住もうと思えば
住めないことはないでしょ
同じ日本だし
働くところくらい
どこにだってあるはず
そしたらわたし
この夏は源兵衞川の冷たい水で
爪先を冷やしたり
子供達の笑い声を聞きながら
水遊びしたり
蛍を見ながらお散歩したりするのね
暮れてゆく空を見上げて
ここで年を重ねていくんだ
って
深呼吸するのね
あなたは
そのとき
どこに
いるの?
行きたいけれど行けない町に
心を馳せながら
今朝も
同じ町で暮らすあなたを想う
逢いたいと思えば
いつでも逢える距離にいる
あなたを
ずーっと
想う
いつか
二人で
行けたらいいね
花達の行進
なんだかね
こんなに一生懸命なのに
結果が出ない時って
バカバカしくなるよね
きみをもう見捨てたい
優しくしても
励ましても
拗ねるなら
ずっとそこにいればいい
そんな気持ちでひとり歩く夕暮れの道
花達が行進していた
規則正しく
種を撒かれたそのままで
季節が来たら蕾をつけて
花開く
あぁ
そうだよね
わたしが蒔いた種も
季節が来たら咲くんだ
今は目には見えないけれど
光を当てて
お水をやって
いつか
必ず
咲くんだ
あきらめちゃいけない
拗ねてるのは
わたしの方でした
いつか満開になる日まで
わたしの力を信じてみよう
輝け
わたしも
きみも
風になる
忙しすぎるのよね
朝起きて
お弁当作って
お洗濯しながら
珈琲飲んで
原稿書いて
メールして
仕事へ行って
帰ってきて
ご飯作って
お皿洗って
ホッとして
ビール飲んで
あらあら
もうこんな時間
すぐ終わっちゃう
大切な毎日
一日一回
風になろう
緑の中を深呼吸しながら歩いて
風を感じて
風になびいて
風に
なる
体の中に心があるんじゃなくて
心はいつも軽くて
どこへでも行ける
風になるのは
わたしの
心
羽ばたいて
叶えたい夢へ
風になったわたしは
また
ご飯を作ってお皿を洗う
でももうおんなじ毎日じゃない
風になる
風になれ
わたし
自由は
わたしが決めるだけ
スタート
ねぇ
いつも笑ってるけれど
そんなに楽しいことはないんだ
あなたを笑わせたいから
頑張っているだけなんだ
ねぇ
いつもお喋りだって言うけど
無理してるんだ
あなたを楽しくさせたいから
一生懸命なだけなんだ
あなたに
幸せでいてほしい
心地好くいてほしい
あったかい気持ちでいてほしい
だから
わたしはどんなにその日がつまらなくても
面白い話をいっぱい探して
学校から帰ってランドセル背負ったまま
お母さんに話す子供みたいに
あなたに
いっぱい
いっぱい
いっぱい
話しかけてるの
そのくらい
あなたが
大切だから
大好きだから
そばにいたいから
そばにいてほしいって
思ってもらいたいから
でも
少し
疲れちゃった
もうわたし
自分のまんまでいいかな
笑いたくない日は笑わない
喋りたくない日は黙ってる
そんな風に生きてみたくなった
ねぇ
わたしがぶすっとしてても
わたしがうつむいてても
あなたは
わたしのそばにいたいのかな
わたしは
そんなわたしを愛せるかな
今日はそんなわたしの
スタート
蕾
春が来たんだね
仕事の帰り道に
ふっくらしたたくさんの蕾を見つけて
シャッターを押したけど
ぜんぜん綺麗に写せなくて
笑っちゃった
笑いながら
ちょっとだけ 涙ぐんだ
蕾
蕾
こんな風に見えない蕾が
わたしの中にもちゃんとある
もう若くないし
頑張れないし
しんどい時もいっぱいあるけど
それでも
わたしの中にある蕾
まだ出来るよ
まだ大丈夫だよ
蕾が囁く
まだ
叶えたい夢があるでしょ
春が来たね
また
咲こう
わたし