ちんまりした自分
ふと立ち止まる
なんにも出来なくて
ぽつん
ひとりで来た道を振り返る
いろんなことを乗り越えながら
歩いてきたけれど
気がつくと
ちんまりした自分
みんな頑張っていて
みんな華やかで
みんな素敵に見えるけど
わたしも誰かには
羨ましがられているのかな
羨ましがられなくてもいいけれど
自分は自分を愛していこう
そう決めたのに
ちんまりした自分
もっと豊かに生きたくて
もっと柔らかくなりたくて
でもなれなくて
そんな自分は ダメ なのかな
自分を責めるのは簡単
過去を悔やむのも簡単
未来を不安で埋めるのも簡単
そんな風に簡単に
不幸を選んできた自分を
ひたひたしっかり感じながら
自分にそっ と 声をかける
大好きだよ
大切だよ
そばにいるよ…
やっぱり
わたしはわたしを愛していこう
いま
のわたしを
愛していこう
振り返った道は
ちんまりしたわたしが
一生懸命
歩いてきた道
小さな感覚
会いたくないな
そう思う人がいる
悪い人じゃないのに
嫌いじゃないのに
なんとなく
なんとなく嫌
この 小さな感覚を
わたしは大事にしたいのです
行きたいところがある
ふと
行きたくなる
今
行きたくなる
でも今日は他にやること山積みで
そんな時間なくて
明日なら行けるよ
自分に言い聞かせたくなるけれど
この
小さな感覚が
わたしの未来を変えることもあるのです
飛行機から見る雲の上はいつも青空
飛び立つ時は曇りでもいつも青空
わたしの小さな感覚は
きっと雲の上と同じなの
こっちに来ればいいんだよ
いつもそう教えてくれるサインなの
心を覆っている雲は
きちんと生きなきゃいけない
一生懸命働かなければいけない
楽ばかりしちゃいけない
自慢しちゃいけない
わがまま言ってはいけない
自分のことだけ考えてはいけない
いろんな
いけない
に
縛りつけられた毎日は
仕方ないんだ
みんなこうやって我慢してるんだ
と納得させて
もっと頑張れ
幸せになるために
もっともっと頑張れ
わたし なんかが幸せになるために
わたし なんかにも
空は 拡がっている
わたし なんかにも朝は来る
わたし なんかにも季節は巡り
わたし なんかにも愛する人がいる
わたし
なんか
ではないのです
わたしは誰よりも大切に
わたしを扱っていいのです
生まれてくる小さな感覚を
大事に大事にしてあげよう
どんな小さな感覚も見逃さないで
素直に叶えてあげよう
わたしがわたしを
ちゃんと
生きてあげるために
もっと
耳を澄ませて
わたしの 心に
わたしがわたしに戻る時
久しぶりに会った友達に言われた
なんだか変わったね
もっと人の話を聞くひとだった気がする
前のわたしならすぐに謝ったでしょう
ごめんね
聞いてなかった?
ちょっと考え事してたの
謝って
言い訳する
繰り返し…
聞いてないよ前から
聞いてる振りしていたんだよ
だってわたし
自分にしか興味ないもの
ひどいヤツなのよ
自己中なのよ
わがままで
勝手なのよ
それがわたし
でもね
自由で
無邪気で
新しいこと大好きで
いつもいつも子供みたいにはしゃいでる
それもわたし
話を聞いてもらいたい人は
話を聞くのが好きな人を選べばいい
話すのが好きなわたしは
わたしの話に笑ってくれる人を選べばいい
なんにも謝らなくていい
なんにも言い訳 しなくていい
その清々しさ
いったいどれだけ自分を押し殺して
嘘をついて生きてきただろう
嫌われることはちっとも悪いことじゃない
わたしがわたしのままで愛される
その扉を開けるとき
新しい風が吹くように
わたしを通り過ぎるリズム
嫌われても
悪く言われても
わたしは
わたしを
愛してる
大丈夫
扉の向こうには
本当に出逢いたかったひと達が
待っている
わたしへの優しさ
ずっと
こうやって生きてきたから
こうじゃない生き方なんて
考えられなかった
わたしはもう若くはないし
今さら何かを始めるなんて無理
今あるものを土台にして
それを広げていこう
ずっとずっとそう思っていました
辛いこともやりたくないことも
生活していくためには仕方ないし
まぁまぁ普通に暮らしていければ充分
高望みなんてしない
そう 思っていました
ブログを書き始めた時
まだわたしは何にも知りませんでした
自分を大事にするより
人に優しくなろうとしていたし
頑張って努力して
素敵な人になりたかった
自分があんまり好きではなくて
違う誰かが羨ましかった
ブログを書いてみて
自分の気持ちに向き合い始めたら
わたしはわたしが大切でした
わたしはわたしを好きになりたいと
思いました
わたしはわたしを幸せにしようと
決めました
少しずつだけど
わたしの心が変わるたび
わたしの現実は変わっていった
どこにも行かなかったわたしが
毎月どこかへ旅に出る
息子のために鬱陶しいくらいに
頑張っていたわたしが
ご飯さえ作ってあげなくなる
やりたくない仕事を止めました
ときめく事で毎日を満たしました
わたしは変わりました
わたしの現実も変わりました
いつも過去の反省と
明日への不安 を抱えていたわたしが
いま
わたしを
幸せにするために
何をしてあげられるか
それだけを 思ってる
寒いなら暖かくしてあげよう
眠い時は少しでも寝かせてあげよう
悲しいならいっぱい泣いて
嬉しいなら子供みたいにはしゃごう
空を見上げることが好きだった
風の香りが好きだった
自転車に乗るのが大好きで
歌うことが大好きだった
好きなことをひとつひとつ
思い出していく
思い出した好きなことを
ひとつひとつ
わたしに与えてあげる
わたしに
喜びが
戻ってきました
もう若くはない
でも何かを始めてもいいのです
今までのレールから
新しいレールを走る電車に
乗り換えてもいいのです
ブログを書き始めてから
もう少しで2年が経ちます
あの頃には想像も出来なかった場所にいる
わたしに
心から感謝します
わたしは
わたしを
幸せにするために
ただそれだけのために
いま
生きています
世界は
わたしへの優しさで
創られている
言い訳 と 勇気のリズム
行きたいところに今行く
行きたいけど 今じゃなくてもいい
行けなかったけどそれで良かった
一体どれが正解なのかな?
言い訳
と
勇気のリズム
は
正反対の二つの気持ちを書いてみました
行きたいところに行けなかった事で
生まれた現実に感謝してみても
違うよ
それ誤魔化してるよ
と思う自分と
行きたいところに行けなかったけれど
そうだよ
無理しなくていいんだよ
と思う自分
どちらが本音なのでしょう
どちらも
本音で
正解なのだと思います
ここのところずっと思っていた事は
本音が本当に本音なのか
と言う事でした
行きたい
その気持ちの裏にあるものは
嫌われたくない
損したくない
認められたい
そんな感情だったりするのです
本当に本当に本当に行きたい時は
考える前に体が動いてる
恋してる時は
真夜中でも逢いに行きますもん
お金がなくても
時間がなくても
ね
行きたい
逢いたい
その気持ちの裏にあるものは
ときめき なのか
不安 なのか
本音を見つけるポイントは
それだけかもしれない…
そうして
すべてが正解なんです
行っても行かなくても
逢っても逢わなくても
本音でも
誤魔化しても
ぜんぶ
自分が
決めたこと
わたしが
想いのままに決めたことに
間違いなんて
ないのです
言い訳
行きたかったところに
行けませんでした
お金がないから
時間がないから
仕事休めないから
彼がいい顔しないから
行かなかった日に
懐かしい友達に偶然会えました
いい話をいっぱい聞けました
行かなくて良かった
行かなかったから
いい話を聞けたわたし
仕事
突然クビになりました
理不尽だし
ムカつくし
なんなのー
くやしいー‼
まぁ
いっか
やめたかったもん
ずっと
強制終了だよね
神様のおはからい
そしたら次の日に
すぐにいい仕事の話が来た
あー
クビになって良かったぁ
ふざけるな
行きたかった所に行けなかった自分
仕事をクビになった自分
それを
いい話が聞けたり
次の仕事が
すぐ決まった事で
すり替えないで
あなたは
行きたかったんだよ
あなたは
認められたかったんだよ
悔しくて
情けない
みじめで
いたたまれない
その気持ちを見ない振りして
笑って
自分を大事にしたの なんて
それは自分を大事にしてるんじゃなくて
それは
自分の見たくない部分から
目をそむけてるだけだから
もっと泣こう
もっと叫ぼう
悔しくなって
のたうちまわって
醜いわたしで
いいじゃない
いま流行ってる
自分を大切にする
って
そんな
うわっ面なことじゃないんだ
もっと素直に
もっと貪欲に
あなたは
あなたを幸せにする
あなたしか
あなたの夢は掴めないから
本当に望んでいるものから
目をそらさないで