夏の朝 曇り空

早い時間に目が覚めて

窓をあけたら曇り空

でも元気

雨の日は詩になるし

晴れた日は歌になる

気持ちが沈んだ時にしか使われない

曇り空を見ながら

いつから大丈夫になったのかしら

わたし…

大丈夫

大丈夫

そんな風に言い聞かせて生きていた頃

わたしはいつも不安だった

よくわからないもやもやしたものが

わたしを責めて

わたしに覆い被さってくる

その気持ちを押し殺して

大丈夫

大丈夫

何回も何回もつぶやいた

でも

大丈夫じゃなかった

寂しいよ

困ってるよ

助けてよ

大丈夫じゃ    ないよ

その気持ちを  認めてあげよう

ダメなわたしでいーの

弱音吐いていーの

頼って いーの

そんなわたしでも  いーの

それに気がついた時から

生きるのが楽になった

柔らかく笑えるようになった

大丈夫

って信じられるようになった

大丈夫って

ひとりで頑張ることじゃない

大丈夫

って

弱い自分も受け入れてあげることなんだ

早起きして見つめてる曇り空

今にも雨が降りそうだけど

天気予報は晴れ

きっと

自分の弱さを認めたときに

雨でも

曇りでも

風が吹いても

やさしい光が射し込んでくる

だから

どんなあなたでも

どんなわたしでも

大丈夫