ずっとそばにいたい夜
日帰り温泉に行って
あなたとお昼寝した
すごく忙しかったから
寝不足が続いてて いくらでも眠れた
温泉はあったかくて
お風呂上がりのビールは美味しくて
小さな悩みはいっぱいあるけれど
今はとても満たされていて
子供の頃の夏休みみたい
お昼寝から起きたら
お母さんが野菜を切る音
美味しい匂いが部屋中に広がる
もう少し寝てもいいよね
お母さんが起こしに来るまで
優しくて
あったかい
夏の夕暮れ
そんな記憶がよみがえる
あなたの隣で眠る夕暮れ
どのくらい
眠ったかしら
いつの間にか
外は真っ暗
あなたは先に起きていて
もう一度お風呂入る?と
聞いてくれたけど
ううん
帰ろう
ずっとそばにいたい夜
でも
帰らなきゃいけない夜
いつまでもそばにいたい
って
その言葉を飲み込んで
さぁ
帰りましょう
それぞれの
帰る場所へ
わたしはもう
子供じゃないんだ
青空にまかせて
ぎゅっ と 力を入れて
思いっきり願わなくても
ほら
今日は青空
晴れたらいいな
朝起きて元気だといいな
あなたから おはようのラインが来るといいな
あのブログ 続きがアップしてるといいな
ふと
思ったことは
全部 叶っていく
こうなりたい
こうじゃなきゃダメ
もっと頑張って
もっともっと素敵な私になって
そんな風に願いにしがみついてる時は
なんにも叶わなかったのに
見上げて 青空
大きく深呼吸
わたしはこんなに綺麗な世界で
生かされているんだ
愛されて生まれてきたの
なんにも出来なくても
愛されていいの
そんな想いが拡がっていく
8月
今日も きっと 良い日
願いは
青空にまかせて
手を伸ばせば最高
日曜日の朝なのに早起きして
気になっていた換気扇を
ピカピカに磨いた
それだけで
最高
小さなこと
でも
大切なこと
こんなことくらいって思う
ちっぽけなこと
でも大切なこと
そんなことを
ひとつひとつ
丁寧にやりとげてみる
いま
住んでいるこの空間を
愛してあげる
満たされてあげる
ホッ
とする場所を
わたしに与えてあげる
最高は
頑張らなきゃいけなくて
汗だくになっても難しくて
なかなか手に入らないものだと
ずっと思っていたけれど
いま生きてるこの世界で
見つけていく最高が
わたしの幸せを
連れてくる
手を伸ばせば届く最高を
今日も
見つけよう
恋のチカラ
喧嘩した訳じゃないけれど
どーしてそうなるかなぁ
どーしてそういう事するかなぁ
ムカつく
言いたいけれど
直接言えないし会えないし
ラインじゃ… なんだかなぁ…
よし‼
こんな時こそ自分に集中集中集中ーっ
かなしいよ
かなしいよ
自分のご機嫌なんてとれないよ
どんなに素敵な音楽だって
どんなに胸がときめく映画だって
あなたの存在にはかなわない
かなしいよ…
ラインが鳴った
あなたからの優しい言葉がわたしに届いた
もうそれだけで
大丈夫なんだ
元気になるんだ
馬鹿馬鹿しいくらいわかりやすい
恋の
チカラ
パワーアップできるのは
あなたが
こんなに
大好きだから
かぁるく かるく
悩んでいる時ってね
気持ちが重いでしょ
おかしいね
気持ちに重さなんてないのに
重たい気持ちは
重たい世界を連れてくる
重たい世界は
もっと重たい気持ちを連れてくる
この悪循環に
気がついて
わたしはいつも軽いのです
あんまり悩まない考えないつきつめない
問題にしない問題にさせない
放っておく
見放す
嫌われても
わたしが幸せであればいい
軽いとどこにでも行ける
軽いとどこまでも翔べる
大好きなひとが苦しんでる時
わたしはなんにも出来なかった
重たい気持ちになることしか出来なかった
心配してる振りをして
本当に心配していたのは
大好きなひとではなくて
大好きなひと と
今までのように笑いあえなくなる毎日
を
心配していたのです
笑いあえなくなってもいーや
大好きなひとがどうなってもいーや
大好きなひとがどうなろうと
わたしの中の大好きな気持ちは変わらない
何があってもそばにいる
そう
決めたら
心はスーッとかぁるくなって
大好きなひとは
だんだん
だんだん
元気になりました
悩むのが好きなら
重たくなっていれば大丈夫
笑うのが好きなら
軽くなっていけば大丈夫
世界はとっても
シンプルなんだ
軽くなって
素敵な 日曜日を
そばにいてくれるだけでいい
ずっと具合が良くなかったあなたが
やっと少しだけ元気になって
お迎えに来てくれた夕暮れ
大丈夫?
聞いてみたけれど
大丈夫って答えるの当たり前だね
我慢強いあなただもの
もう何十回
あなたの車に乗っただろう
もう何十回
あなたの横ではしゃいだだろう
いつもの助手席なのに
なんだか初めて乗ったみたいな気分
あなたの顔をそっと覗くと
まだ少し顔色が良くないみたい
不安な気持ちを押し込めたりしないで
不安をそのまんま感じてあげる
不安は安心して
わたしの中から消えていくから
走り出す車の距離と一緒に
いつもの助手席に慣れていこう
小さなジョークや
なんでもない話を
一生懸命喋り出すわたし
あなた
聞いてるのか聞いていないのか
なんにも答えない
でも
こうして隣にあなたがいてくれたら
それだけで
いい
あなたが元気でいてくれて
わたしも元気であなたを笑わせて
そんな日は
いつか必ず必ず終わるのだけれど
まだ
今じゃない
運転しているあなたの横顔を
じっと見つめて
なに 考えてるの?
そう言いかけた時
空
綺麗だよ
あなたがわたしに言った
こんなに綺麗な世界に生まれて
こんなに大好きなあなたに逢えた
なんにもなんにもいらないよ
そばにいてくれるだけで
いい
信号待ちの一瞬
ぎゅっ と
あなたがわたしの手を
握った