まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

秋の舟が出る



少ぅし 肌寒い


もう半袖じゃ歩けない季節
気がつくと夏が終わっていて
秋が色づいている


ずっと
有るものを探していた
私には足りないものばかり


ない
ない
ない


を探すのは止めて


あるものを
見つけていこう



夢だった仕事について
私にしか出来ない仕事があって


友達が少なかった私が
優しい優しい仲間に囲まれて


なんにも口を聞かなかった息子と
なんでも語り合えるようになって


どんな人と一緒にいても
寂しかった信じられなかった心が
愛されていることを信じて
生きていけるようになった




だから


感謝しよう

ありがたいね

10年前にはなかったものが
今の私には溢れてる



感謝して
感謝を感じて
感謝すれば


もっと



もっと…








やーめた





わたしね


ないんです



あります
持ってます
恵まれてます



健康で働けて
毎日美味しいものを食べて
友達と笑い
暖かい家に帰る




それでも



ないんです




私のなかにある
足りない気持ち


それを無視して前に進めない



感謝できない私の心は
ひからびているのではなく
人より劣っているわけでもなく


ただ

足りない と 教えてくれているだけ




心 に 耳をすませて


私の心 は
私にしかわからないのだから



感謝しよう
と言われても
感謝できなければそれでいい


そんなにいっぱい持っているのに
足りないなんて贅沢だよ
と言われても

私のなかの足りない思いは
ここに

こうして
しっかりあるんだ




足りない思いを
からだ中で感じて


あぁ
足りないんだなぁ



命の底から思えたら






足りなくていいんだ




そんな気持ちで満たされていく




足りないわたし


それでいい



足りないけど


幸せ



それがいい




足りない私を抱きしめてあげたら

足りない誰かを
抱きしめたくなる



そうして


足りなくても
何かが欠けてても
満たされなくても


私は
私のまま

歩いていける




私の気持ちを


大切に大切に


受け止めながら



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秋の舟に乗るのは


私の心を許せる