いまで 止まりたい うざうざ日記 5
ここで立ち止まりたい
いまなら
まだ
希望を持って
ニコニコ笑うことができる
自分の気持ち
ごまかして
戻りたい
進みたい
どちらも
怖くて
止まりたい
わかってるんだ
覚悟すること
絶望も希望も
受けとること
その覚悟が
明日を拓くこと
なのに
今は
立ち止まって
この道にひとり
誰がが呼んでくれるのを待っている
迎えに来てくれることを
望んでる
なら
立ち止まっていよう
気がすむまで
弱いわたしを
弱いわたしが
そうしていいよ、って言っている
あなたは
優しいひとだね
優しすぎるんだよ
そう言ったひとの目は
冷たくて
もっと利口になりな
と囁いた
うまく生きる冷たいひとより
下手くそにつまづく
優しいひとで生きたい
ううん
下手くそにつまづいても
きっと
ちゃんと起き上がれるよ
優しいわたしは
自分にも優しくできるから
自分が自分に
優しくできたら
それだけで
満たされるはず
立ち止まったら
どこにも着かないよ
そんな声が聞こえても
揺るがない
着くのが遅くても
着かなくても
たとえゴールしなくても…
立ち止まって
感じる風を
空の青さを
ひたひたと
見つめていこう
また
歩きだす日もきっとくるから