まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

味わうHAPPY 2

 

 

わたしが二日酔いの次の日に

今度はあなたが二日酔いって

笑っちゃってごめんね

 

二日酔いのあなた

可愛いんだもん

 

お昼を一緒に食べようって約束したけど

食欲あんまり無さそうですね

 

 

あれなら食べられるかも

あそこの玉子かけご飯

 

あなたの言葉に車を走らせた

 

 

どんどん道が広くなる

どんどん空が青くなる

 

窓を開けたら

海風の匂いがしてきた

 

 

いつも混んでるお店なのに

平日だからすぐ座れて

 

 

親子丼とか

ハンバーガーとか

他のメニューには目もくれずに

二人で玉子かけご飯

 

 

あったかいご飯と玉子が三個ずつ

いっぱいかき混ぜるあなたと

あんまり混ぜないわたし

 

 

二人で

 

 

いただきまーす

 

 

 

 

うん

 

 

うん

 

 

美味しいねー

 

 

 

 

違うお醤油を使ったから

取り替えっこしてひと口ずつ

 

 

うん

 

 

うん

 

 

美味しいねー

 

 

 

 

あなたの肩越しに海が光ってる

 

空にはひこうき雲

 

もう冬なのに

これから春になるみたいないいお天気

 

 

わたしの隣の席に座ってる赤ちゃんが

声あげて笑った

ほっぺには玉子かけご飯が

一粒ついてる

 

見て見て

かわいいね

 

あなたに言うと

 

あなたのほっぺにも

玉子かけご飯が一粒

 

 

 

 

ついてるわけ

 

ないよねー

 

 

そんな想像してニヤニヤしてる

今日のわたしはとっても元気

 

 

 

 

 

味わうHAPPY

 

 

 

 

今日は

 

 

 

白老で玉子かけご飯

 

 

 


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ごちそうさまでした