まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

だあれもなれない 自分

 

 

もうすぐ春だから大掃除

 

引き出しの奥から

小さい頃の写真が出てきた

 

なんだか

わたしいつも怒ってる

 

笑顔になったのは高校生くらいから

 

それまでのわたし

ずっとずっと不機嫌な顔してる

 

 

多分

父が写してくれた写真だから

父の前では恥ずかしかったんだろうな

笑顔をつくること

 

高校生になったら

友達が写してくれるようになって

 

いつのまにか

父が写してくれる事はなくなったんだろうな

 

 

笑顔    ばっかり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは不機嫌な子供でした

 

ちょっとした事でイライラして

泣いたり怒ったりしてました

 

思った事を何でも言うので

ずいぶん友達にも嫌われました

 

目立つのが大好きだったので

人より先に手を上げて

なんでもやりたがり

でも

けっきょく最後まで出来なくて…

 

好きなものがコロコロ変わり

いつも落着きがなくて

いつも誰とも交われない

 

 

 

わたしはおかしい

 

 

 

少し大きくなった頃

自分のことを変えたいと思いました

 

いつも明るくて優しくて

みんなの真ん中でキラキラ

笑ってる女の子になりたかった

 

言いたい事は言わなくなりました

出来る事も手は上げなくなりました

 

わたしは

 

わたしではなく

 

好かれる誰かに

 

なりました

 

 

 

 

 

そして

 

こんなに年を重ねて

 

いま

 

わたしはわたしに戻ろうとしています

 

 

言いたい事を言うのは

最初はすごく恐かった

 

でも言ってみたら大丈夫でした

 

 

手を上げてやってみて

最後まで出来ないけれど

助けてくれる誰かがいました

 

 

不機嫌な顔をしてても

友達はわたしのそばにいてくれて

友達の不機嫌な顔も

わたしは気にならなくなりました

 

 

 

 

 

 

そのまんまで良かったのです

 

 

 

何かにならなくても

良かったのです

 

 

 

不機嫌な顔していたわたしが

ご機嫌な顔を無理に作って

また不機嫌な顔に戻ったら

 

 

本当に優しく

 

笑えるように

 

なりました

 

 

 

 

 

不機嫌でもご機嫌でも

 

 

 

わたしはわたしのまま

 

 

 

あなたは

 

 

あなたのまま

 

 

 

 



f:id:iitan1115:20180227092158j:image

 

 

他のだあれも

 

 

自分には

 

 

なれないのだから