星になる気持ち
わたしの中に生まれた気持ち
悔しい
悲しい
惨めで
情けない
その気持ちをちゃんと感じて
わたしの世界に伝えた時
わたしは
消えたくなりました
こんなに汚いわたし
こんなに最低のわたし
こんなにちっぽけなわたしに
会いたくなかった
普段のわたしは
もっといい子
もっと優しくて
もっともっと大人
その全てが
嘘でした
わたしは汚いわたしのまんまで
綺麗な振りを止めました
そしたらね
わたしの中に押し込めていた
悲しい
悔しい
惨めで
情けない気持ちは
ぽっ
と灯りがともったように
ゆらゆら揺れて
空へと昇っていきました
見つけてくれてありがとう
受け止めてくれてありがとう
汚いわたしから
目をそむけないでいてくれて
ありがとう
ずうっと押し込めていた気持ちは
夜空の星に なりました
いま感じてる気持ち
それは良い気持ちだけじゃないかもしれない
だけどその気持ちを感じている自分は
紛れもなく
世界でたったひとりの自分なんです
悲しいのに笑わないで
悔しいのに平気な振りしないで
自分が思っているより
ずっと弱くて
自分が思っているより
ずっと強い
どんなわたしも
愛していけたらと思います
自分を愛せない自分さえも
愛していけたらと思います
どこにでもいる
いい子じゃなくて
誰に嫌われても
わたしはわたしを裏切らない
そんなわたしでありたいと 願います
生まれた気持ちは
わたしらしく生きるための
大切な サイン