まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

星屑 帰り道





私は今日
ビールを飲みたくなかった



暑いし汗だくだし

お家にいたかった



ビールを飲んでもいいけど
お家で良かった


なんなら
あなたに来てもらえば良かった



家は暑いけれど
片付いてるし

ビールは冷えてるし


あなたの大好きなスパゲティサラダも
作ったのに…






わざわざ
出かけていったわたし

あなたのために




なのに

がっかりさせる話ばかり

なんでするの?
なんでするの?


気持ちを建て直して
明るく振る舞うわたし

がっかりさせる話をしたくせに
しゅんとするあなた







しゅんとしたいのは


わたしの方だから








行かなきゃ良かった



あなたのために
頑張らなきゃ良かった


わたしはわたしに素直になって
お家にいれば良かった



そんな悔しい想いいっぱいで
ばいばい
と手を振る帰り道


怒らせてしまったことで
怒られたくないあなたの
卑怯な後ろ姿を見送りながら





それでも






大切なのは何故なんだろう





大好きなのは






何故なんだろう




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ねぇ



お星さま