余計な お世話
自分は不自由じゃない
いつもちゃんと空気を読んで
ひとの気持ちを考えて
やるべきことをやって
努力して生きている
と言った彼の目は
冷たくてロボットみたい
自分はそうじゃない
自分はそんなつもりじゃない
自分は自由だし
自分は
自分は
自分…
好きに生きて
と
私は言いたい
きみのことはわからないよ
だって
きみ じゃないから
ダメだとも思わないよ
だって
きみ の 人生だから
好きにして
ただ
魅力がないのよ
魅力がないから
どうしたら魅力的に見えるかな
って話をしたの
魅力がない人なんていないのよ
なのに
きみには
魅力がないんだ
きみと
一緒に笑いたいと思わないんだ
きみ が 嘘をついてるから
きみの魅力は隠れてしまう
早くその嘘に気がついて
殻を壊して
中から
飛び出してごらん
きみを嫌うひとが増えるでしょう
そして
もっともっと
きみを愛するひとが増えるでしょう
その時
きみは
自分は自分は…って
もう言わなくなるよ
愛されたら
ありがとうしか残らないから
愛されたら
包まれて生きることが出来るから
好きにして
きみの人生はきみのもの
だけど
これだけは絶対覚えておいて
きみは
がんばらなくても
できなくても
いつも先頭にいなくても
素敵な
素敵な
きみ なんだよ
雪に閉ざされてないで
出ておいで