いま 見える景色
空
なんて青い
いま見える 景色
連休中に旅に出た
雨から始まった旅だけど
雨 でも嬉しい
曇 でもいいの
だって私はときめいてる
ときめいてる私に 青空が届く
綺麗ね
きゅんきゅんするね
いま見える景色
その時
前に行った場所を車で通過した
一年以上前の景色が 甦る
私 寂しかったなぁ
あの頃
晴れてたのに心はどんより曇ってた
一緒にいたのに一人ぽっちだった
先を歩いていくあなたの大きな背中を見て
置いていかれた気がした
わたしの事なんて
どうでもいぃんだな…って拗ねてみた
あれから
季節が一回りして
わたし 止めました
あなたに気を使うこと
あなたに優しくすること
あなたのご機嫌を伺うこと
わたしは
わたしに気を使う
わたしに優しくする
わたしのご機嫌をとる
そしたら
楽しくなった
あなたの言葉や行動と
あなたの愛 は 別だった
あなたが返事しなくても
わたしを愛してないわけじゃない
あなたがちょっと怒っても
わたしを嫌いになったわけじゃない
そんな簡単な事に気がついたから…
先に歩いていくあなたの大きな背中を
見つめながら
わたしは空を見る
風を感じる
歌を歌いながら
道端の花に微笑む
あんまり遠くに
あなたが行ってしまったら
待って!!って声をかければいい
小さい子のように一生懸命走って
追いつけばいい
いま見える景色は
わたしの心が見たい景色
安心してゆだねて受け取って
両手いっぱい
光は
わたしの中にある