まるで少女みたいに恋をする

毎日は優しい奇跡で溢れてる 一緒に奇跡を見つけませんか

七夕の 願い事



札幌は 遅い七夕


なにをお願いしようかな なんて
鼻歌 歌いながら
短冊 作っていた時
君から
転勤の話を聞いた


へぇー
遠くへ行くんだ
大丈夫?
洗濯 毎日 出来るかな
まぁ
一人暮らしは一度はした方がいいよ
おかんの有り難みもわかるでしょ




なんて



なんでもない話をしたけど


しーん



寂しい




そうかぁ…


出ていくんだね
わたしとの暮らしから



23年前にやってきた君は
可愛くて可愛くて
どんなに大切だったでしょう


二人きりの暮らしになってから

寂しい時は
君を抱きしめて眠った
苦しい時は
君の笑顔を見て頑張った

お給料日前に
もやししか買えなくて
あと何日ももやしだよ…と
項垂れてた私に
もやし料理の種類が増える
チャンスだね!!なんて
励ましてくれた日が


つい昨日のことのよう






行ってらっしゃい
君の道を



真っ直ぐで ひた向きで
優しい やさしい君の道は


きっと愛に溢れてる



23年
一緒に暮らしてくれてありがとう
私に
生きる希望と勇気をくれて
ありがとう




短冊の 願い事は


たった一つ




君が


幸せに 幸せに なりますように



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生まれてきてくれて



ありがとう